無酸素銅/タフピッチ銅/りん脱酸銅
MOFC®-10100 / MOFC®-10200
TC
DC1B
C10100 / C10200 / C11000 / C12200
- 熱マネジメント
- 大電流
- 高耐熱・高導電
- 高速通信
無酸素銅/タフピッチ銅/りん脱酸銅
C10100 / C10200 / C11000 / C12200
無酸素銅・タフピッチ銅:バスバー/パワーモジュール用ベース板/ヒートスプレッダー/リチウムイオン電池用タブリード電極/トランス用コイル材/ガスケット/母線スパッタリングターゲット
りん脱酸銅:給湯器用/空調配管材/建築用/水道用電気冷蔵庫用/ヒューズキャップ
棒製品は2028年3月に製造・販売終了の為、新規採用に関するお問い合わせは停止しております。
純度99.90%以上の銅は純銅と呼ばれ、代表的な純銅として、無酸素銅、タフピッチ銅、りん脱酸銅があります。
いずれも高い電気伝導性、熱伝導性を有し、加工性(曲げ加工性、絞り加工性など)が良好です。
また、耐候性や耐食性も有しています。
高品位の純銅鋳塊を加工し、板、条(5mm厚みまで)、棒の各形状で提供致します。
注意:以下のデータと情報は、合金比較の目的で示されたものであり、購入仕様として使うことを意図したものではありません。
酸素(酸化銅)を含まないため、溶接やろう付けのような高温・還元性雰囲気下において水素脆化(ブローホールの発生や割れ)を起こす恐れがありません。
そのため溶接やろう付けを必要とする部品に好適な材料です。
純度99.9%程度の純銅で微量(200~500ppm程度)の酸素(酸化銅(I)として含まれる)を含みます。
電気導電率、熱伝導率は無酸素銅と同等です。
脱酸素のため少量のりん(P)を添加した純銅です。
導電率はタフピッチ銅、無酸素銅(101%IACS)よりも若干低い(85%IACS)ですが酸素を含まないため、溶接やろう付けを必要とする部品に好適な材料です。
無酸素銅(MOFC-10200)の化学成分を示します。
(重量%)
| Cu |
|---|
| 99.96Min |
タフピッチ銅(C1100)の化学成分を示します。
(重量%)
| Cu |
|---|
| 99.90Min |
りん脱酸銅(C1220)の化学成分を示します。
(重量%)
| Cu | P |
|---|---|
| 99.90Min | 0.03 |
MOFC-10200およびC1100の物理的性質を示します。注意:物理的性質は平均をとっています。
| 特性 | 代表値 |
|---|---|
| 比重 (293K) | 8.94 |
| 熱膨張係数 (×10-6/K:293~573K) |
17.7 |
| 熱伝導率 (W/(m・K):293K) |
391 |
| 体積抵抗率 (μΩm:293K) |
0.0171 |
| 導電率 (%IACS:293K) |
101 |
| 縦弾性係数 (kN/mm²:293K) |
118 |
C1220の物理的性質を示します。注意:物理的性質は平均をとっています。
| 特性 | 代表値 |
|---|---|
| 比重 (293K) | 8.94 |
| 熱膨張係数 (×10-6/K:293~573K) |
17.7 |
| 熱伝導率 (W/(m・K):293K) |
339 |
| 体積抵抗率 (μΩm:293K) |
0.0203 |
| 導電率 (%IACS:293K) |
85 |
| 縦弾性係数 (kN/mm²:293K) |
118 |
無酸素銅(MOFC-10200)、タフピッチ銅(C1100)、りん脱酸銅(C1220)の機械的性質を示します。
| 質別 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 0 | 1/4H | 1/2H | H | EH | |
| 引張強さ (N/mm²) |
195~255 | 215~275 | 245~315 | 275~345 | 315Min. |
| 伸び (%) |
35 | 25 | 15 | ||
| ビッカース硬さ (HV) |
(60Max.) | (55~75) | (75~90) | (90~105) | (100Min.) |